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2017-08

トワル・ド・ジュイ展 - 2016.07.01 Fri

クラシックコンサートを楽しんだ後、渋谷まで移動し、Bunkamuraで開催中の「西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展」を見に行きました。
ちょうど都心にお出かけのタイミングで興味のあるイベントが重なるのは、都心のはずれに住む者にとってはとても好都合です

どうやら日本で本格的な「トワル・ド・ジュイ展」というのは今回が初めてのよう。この展示会を知った時には、すぐに行きたいと思いanisさんをお誘いしました。

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「トワル・ド・ジュイ」とは、ヴェルサイユに程近いパリ近郊の町、ジュイ=アン=ジョザス(Jouy-en-Josas)の工場で作られた木版・銅版を用いて生産された生地のこと。フランスの伝統的なプリント生地として広く知られています。もともとは、17世紀、ヨーロッパ諸国がインドとの交易を盛んに行っていた時代、ヨーロッパ市場に出回ったインド製の更紗は、その軽さと鮮やかな色でヨーロッパの人々を魅了し、木版を使ったインド更紗の製造技術はヨーロッパ各地でただちに模倣されました。そして、ドイツ出身のクリストフ=フィリップ・オベルカンフによってジュイの工場はヨーロッパ最大のマニュファクチュアとして発展、その後インドやペルシャに影響を受けたデザインから、筆頭デザイナーのジャン=バティスト・ユエによって手がけられた、白地に赤や青で人物、田園風景が印刷された典型的なトワル・ド・ジュイのデザインへと変遷して行くのでした。(トワル・ド・ジュイ博物館のサイトより参照)

最近ではカルトナージュなどのフランス手芸サロン等でジュイ布が使用されるようになり、エレガントなインテリアが好きなミセスの間でもかなり認知度が上がってきたようです。

それにしても、トワル・ド・ジュイの起源がインド更紗だったとは今回の展示を見るまでは全く知りませんでした。

というのも我が家にあるトワル・ド・ジュイといえば・・・、

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こんな単色使いのモノばかりです。多色使いのカラフルなインド更紗とは無関係だとばかり思っていました・・・。

展示内容のほうは、もともと生地やアパレルが好きなので、とても興味深いものでした。16世紀から19世紀の日本で製作されたインド更紗や、フランスのトワル・ド・ジュイ博物館所蔵のテキスタイルが数多く展示されていました。フランス王室やナポレオンとも深い関わりを持ち、マリー=アントワネットとその子どもたち、ナポレオンの妻ジョゼフィーヌもこのジュイ布をドレスなどに使用したとのこと。マリーアントワネットのドレスの断片なども展示されていました。

また展示の最後には、ほんの少しですがレオナール・フジタのコーナーがあって、「猫を抱く少女」の絵が展示され、メゾン・アトリエ・フジタ館長のインタビュービデオが流れていました。フジタが最晩年を過ごしたヴィエリ・ル・バルクはジュイ近郊にあり、彼の作品である裸婦画や女性像の背景に複数のトワル・ド・ジュイが使われていることを取り上げ、フジタとジュイとの関わりの深さを語られていました。裁縫が大好きだったフジタはきっとその当時トワル・ド・ジュイにも魅了されたのでしょう。裁縫と言えば、フジタは普段から夫人や友人に手作りの洋服をプレゼントしていたようですが、夫人曰く、「彼は服を作ってくれたけど、私はクリスチャン・ディオールのほうが好みでした」・・・ですってご本人が知ったらさぞかしショックだったでしょう。

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展示内容が興味深かったので、迷わず図録を購入しました。

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うちにあるIKEAのベッドリネンが、展示されていたジュイ布のデザインにそっくりでした。
時代の流れで一度は衰退した「トワル・ド・ジュイ」もこうして今に受け継がれていくのですね。
そういえば、昔アパレルにいた頃、こんなプリントのスカートやワンピースを仕事でよく身につけていたことを思い出しました

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ポストカードやブックカバーもお買い上げ。

現在ジュイ布は、数少ないオンラインショップを通じてフランスから購入するパターンがほとんどのようです。
それゆえの希少価値というのはありますが、日本国内でもっと気軽にインテリアファブリックとして流通して欲しい気もしますがライセンスの問題とかあるのでしょうね。

いつかジュイ布を使ったクッションカバーや部屋着、カーテンなどの大物を手作りしてみたいと思う今日この頃です

● COMMENT ●

素晴らしいレポです^^

本は読まれたんですか?・・
内容が、凄く丁寧にレポされてます。

今、EUの問題が上がってて、なんかタイムリーですよね。
ドイツ人の経営のフランスの工場・・・

ブックカバー、やぱり赤、良いですね・・
私は家に帰ってきて、ちょっと失敗した~っと思いました。
私はチケットホルダーも買ったんですが、
赤にすればブックカバーと、お揃いにできたわ!っと・・・

まあ、同じ時に持ち歩くとは限らないですけれどね^^;

色々と楽しいお勉強になりました。
モリスにもつながっていくっていうのも、なんとなくわかりました。

お誘い頂いて、ありがとうございました^^

anisさんへ

毎度お褒めくださってありがとうございます(^_^;) って、ただ出来事をだらだらと書いてるだけなので、なんのひねりもないんですが・・・。
一応、図録と博物館のサイトを少し見て、足りない知識を少しだけ埋めました(笑)

ブックカバー、悩んで赤にして良かったです。私はチケットホルダーとお揃いです(^^♪
外の売店にあった生地のセット、もっと充実してるかと思ったら、ジュイ柄はあまりなくてちょっと残念でした。

初めはどんな展示になるのかなぁ・・・と思っていましたが、なかなか見応えがあって良かったです。好きな分野だとつい時間を忘れてしまいますね。
ゆっくりお付き合い下さってありがとうございました!
また楽しいイベントがあったらぜひご一緒してくださいね!

こちらにもお邪魔します♪
ジュイ展行かれたのですね*\(^o^)/*購入した事のあるファブリックショップからのメルマガでお知らせがありました♡私はこの勿論行けない…>_<と残念に思っていましたがkeityさんが行かれたと記事を拝見し、何だか私も行った気になれました(笑)
ジュイの歴史もなかなか興味深いものがありますね〜私達はただ好みだからと取り入れていますが(^^;;日本で取り扱いのあるショップさん少ないし高いですもんね>_<
はぎれをただチェアーに敷いたりと少しずつ楽しんでおります♡私もいつかカーテンの一部をジュイにしたいんだけどなかなか妄想で終わっております(*^^*)
ブックカバーも素敵ですね〜!ポストカードも!なかなか日本では見かけない雑貨なのでワクワクしますね!
レンズクリーナー登場させて頂きありがとうございます*\(^o^)/*感激〜♡

Pualaniさんへ

こちらにもコメントありがとうございます♪
そうなんです、Pualaniさんのブログにリンクが張ってあるショップさんです。まだお買い物はしたことなかったんですが、私もメルマガ登録していたんです!

そのショップさんの販売コーナーにも行ってみましたが、事情でジュイ生地の販売が出来ないとかで、ちょっと残念でした。展示会場内のショップでジュイ生地のエプロンや、フェリシモの手芸キットなども販売されていたので、タイアップの関係とかで販売出来なかったんでしょうね。

ほんとにジュイ生地は高いので、小物からしか手が出せそうにありません。気軽に流通していれば、壁紙の部分使いとかにもしてみたいですよねぇ♡
とりあえずは例のファブリックショップさんでハギレを買って、クッションカバーを作ってみたいと思ってます。

Pualaniさんから頂いたレンズクリーナー、ちゃっかり登場させてしまいました!
実は、あまりに素敵すぎてもったいなくてまだ使えないんですよ(笑)

こんにちは♪
keityさんもメルマガ登録されてたのですね!フランスからなので送料が実費で高いのがネックで..私も一度購入して依頼hpを覗くのみです^^そのオーナーさん九州出身で娘と同じ大学出なんですよ~なので勝手にご縁を感じておりました♪
と言いながら私はもっぱらhttp://art-chateau.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1235196&csid=1こちらで購入する事が多いです♡
国内発送で単価も安いと思いますよ~♪お時間ある時に覗いてみて下さいね!ご存知だったらごめんなさいです(ToT)/~~~

レンズクリーナー大切にして頂いて嬉しいです♡でも是非使われて下さいね(^_-)-☆ウフフ

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

Pualaniさんへ

そうなんです、とりあえずメルマガ登録しておいたので、今回のジュイ展の情報を知ることができました。これもPualaniさんのおかげですね♪
オーナーさんともなにかの縁でつながっているのかもしれませんね。

またまた素敵なサイトを教えてくださってありがとうございます!
ジュイ生地がたくさんあって、ドキドキしてきました♡
ダマスク柄も素敵!
しかも送料が超安いですね!!これなら躊躇いなくお買い物出来そうです♪
落ち着いたら、早速クッションカバー作りにチャレンジしてみますね。

うふふ、またまたちびにゃんママになってしまいました(笑)
猫ブログ、見てくださってありがとうございます。
前回の経験があったので、今回は割と余裕で?育児出来ましたよ。それに最近の猫ブームのおかげか、意外とあっさり里親さんも決まりホッとしています。来週早々最後の1頭が里子に出ますが、毎晩一緒に寝ててすっかり情が移ってしまい、これはもうお別れが辛くなりそうです(T_T)
確かに子猫のお世話と里親探しは私のような暇人じゃないとなかなか出来ないので(笑)、これも与えられた使命なのかなと思ってます。
続報記事も見てくださいね~!


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